私が鍼灸を志そうと思ったきっかけは
夫の脳卒中でした。
夫は命はとりとめたものの
片麻痺、高次脳機能障害、失語症が残ったのです。
何とかこの後遺症を回復できないか
いろいろ調べていた時に知った鍼灸の効果。
『自分にその技術があれば』
すぐにそう思いました。
そして、夫の治療だけでなく
同じような境遇の人や、からだの不調に悩む人を
自分の手で癒せるという
職業としても、とても惹かれたのです。
これまで
たくさんの人に助けてもらった人生。
これからは
たくさん助けてあげられる人生になれば。
夫が倒れて、これからの生活をどうしていけばいいのか
全く先が見えなかったからこそ
真っ白になった頭に 降りてきた鍼灸の道です。
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